マーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」を見てきました。
不覚にも(?)ラスト近くで昔見たフェリーニの「インテルビスタ」の或るシーンとがオーバーラップして涙してしまいました…。
映画は絵本のようなイラスト入り原作「ユゴー(仏語なのでHは発音しない)の不思議な発明」に忠実に進みます。
最近は古典映画の復活に尽力しているスコセッシ監督らしく、映画全体の核になっているジョルジュ・メリエスの作品ばかりか、チャップリン、ロイド、「イントレランス」の各シーンも登場します。
両親が大の映画ファンだった私は3才頃に見たチャップリンやディズニーアニメの短編を思い出してしまいました。
トリュフォーの「アメリカの夜」、「蒲田行進曲」、「ニューシネマパラダイス」、「グッドモーニングバビロン」、「インテルビスタ」など映画への限りない愛情を伝える作品は、いくつもありますが、これも映画ファンの記憶に留められる作品になるでしょうね。
今年のアカデミー賞を二分した「アーティスト」の公開も楽しみです!!









